ここでいう近いとはネットワーク的に近いところという意味なので、目安として
$ ping irc.tohoku.ac.jp
などとして、とりあえず time の数字が一番小さいところを選びましょう。 あとは実際に IRC で話しながら聞いてみるといいです。
準備ができたら話しましょう。Mule を起動して M-x irchat とすればOKです。
基本的な操作は、
C-c j で 『#好きなチャンネル』を指定して参加(例:#linuxjp)
C-c C-p で今しゃべっているチャンネルを抜ける
C-c q で irchat を終る
です。
同時に複数のチャンネルに参加するには、今しゃべっているチャンネルを抜け ずに「C-c j #別のチャンネル」とします。この場合チャンネル間の移動には、
C-c C-a で今のチャンネルと直前のチャンネルをトグルで行き来する
C-c > で(または C-c C-j で)次のチャンネルに移る
C-c < で前のチャンネルに移る
C-c 数 で一番下のモードラインに書いてある番号のチャンネルに移る
などを使います。この他に
C-c n で自分のニックネームを変える
C-c C-n でそのチャンネルに参加している人の一覧を簡易表示
C-c w でそのチャンネルに参加している人の一覧を表示
C-c f で指定したニックネームのユーザ情報を表示
C-c r で画面再描画(画面の割合が崩れたときなどに使う)
C-c C-f で真中のバッファを自動的にはスクロールしなくする(トグル)
C-c SPC で真中のバッファをスクロール
C-c DEL で真中のバッファを逆スクロール(環境によっては C-c BS や C-c C-h)
C-c C-o でバッファを3分割(チャンネル毎)と2分割(全部混在)でトグル
C-c B で会話があったとき beep する(チャンネル毎に指定、トグル)
C-c i で指定したニックネームのユーザを自分のいるチャンネルに呼ぶ
C-c t でそのチャンネルにトピックをつける
なんかを知っておくと便利かもしれません。この他にも色々な機能があります。 M-x help b でキーバインドを見たり、実際に IRC 上で試したり、詳しい人に 聞いたりしてみてください。
私たちもチャンネル #linuxjp でお待ちしています。(C-c j #linuxjp)
irchat には DCC という機能があります。おしゃべりをしながらファイルを送っ たり受け取ったりできるのでとっても便利です。
C-c C-d s で送るファイル名と相手のニックネームを入力する C-c C-d g で送られてきたファイルを受け取る C-c C-d k ファイルの送信を中断したり、拒否する C-c C-d l 自分宛てに送られてきているファイルのリストを見る
バージョン、その他の理由で dcc がうまく動かない場合があります。 そのような時は #linuxjp で聞いてみるといいでしょう。:)